札幌国際交流センター(SUICC)において、2024年度派遣交換留学生による体験報告会を開催しました。
報告を行ったのは、2024年度に留学した4名の学生です。それぞれが自身の留学経験について、多くの写真を盛り込んだスライドを用いながら、生き生きとした言葉で発表してくれました。
報告会には、今後留学を予定している学生をはじめ、留学に関心のある学生も参加し、「留学での一番の思い出は何ですか?」「留学出発前はどの程度の語学力がありましたか?」といった質問が活発に寄せられるなど、熱心な姿が見られました。学生たちにとって大変有意義な報告会となりました。
【2024年度秋学期出発派遣留学生(1年間)】
ボールステイト大学(アメリカ)
英語専攻3年 園原 慎一朗
留学に行く前は、英会話があまり得意ではなかった。しかし、文法には自信があり、それが現地での授業にも大いに役立った。渡航前にできるだけ勉強しておくことは、本当に大切だと感じている。留学中は、現地の友人や先生との会話を通じて、次第に話すことにも慣れていった。帰国後は、日常会話なら自由にできるようになったが、ビジネスの場で使えるレベルに達するには、まだ学びが必要だと実感している。今回の留学を通じて、自分に自信を持てるようになり、これからの人生に対するモチベーションも大きく高まったことは、大きな収穫である。
ボールステイト大学(アメリカ)
英語専攻3年 城 孝太
滞在中には苦しいこともあったが、無事に最後までやり遂げることができた。少人数制でレベル別に行われた授業のおかげで、自分のペースで着実に英語力を身につけていけたと感じている。現地ではジムにも頻繁に通い、身体を鍛えることにも取り組みました。これは自分の将来の目標にもつながる、大切な経験となった。また、今回の留学を通して、自分自身の視野が大きく広がったと実感している。
【2024年度春学期出発派遣留学生(1年間)】
天津外国語大学(中国)
経営学専攻4年 イム?ジュンホ
大学生活最後の1年間を中国で学ぶ機会とし、就職先の内定獲得やHSK5級の合格、そしてさまざまな国の人々との出会いなど、自分の人生において非常に貴重で充実した経験をすることができた。私は韓国出身の留学生であるが、日本の生活や文化に慣れた自分にとって、中国は全く異なる文化を持つ国であり、多くの刺激を受けると同時に、新しい挑戦への強い動機ともなった。現地で実際に触れた中国人の情熱やエネルギーは、これから社会人として前向きに努力していく上でのお手本になると感じている。今後は、留学中には触れる機会のなかったビジネス中国語にも挑戦し、さらに視野を広げていきたいと考えている。
【2024年度秋学期出発派遣留学生(半年間)】
ボールステイト大学(アメリカ)
英語専攻3年 岩井 奏
設備の整った広大なキャンパスで、充実した留学生活を送ることができた。ホームカミングデーやハロウィンパーティーなど、さまざまなイベントが開催されており、本当に多くの人と出会う機会があった。自分から明るく接すれば、多くの人が快く応じてくれると感じた。英語のスキル面では、「わからないことがあれば必ず調べる」「とにかく人の話をよく聞いて、真似してみる」という姿勢を大切にしていた。
これから留学を考えている皆さんには、ぜひ「コミュニケーションを大事にしよう! 慎重かつ大胆に行動しよう! 大丈夫、自分を信じて!」と伝えたい。
本学は、11ヵ国?地域の43大学と学術交流や単位互換制度に関する協定を結んでおり、海外留学制度も設けています。また、学内には国際交流の拠点として「札幌大学国際交流センター:SUICC(Sapporo University International Communication Center)」を設置し、異文化交流や、留学に関する情報を発信しています。
問い合わせ先
札幌大学国際交流センター(SUICC)
TEL:011-852-9138 ※平日9-17時
E-mail:suicc@ofc.sapporo-u.ac.jp